【お知らせ】誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせていただきます。ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承の程、お願い申し上げます。
休業期間:2024年4月27日(土)~5月6日(月)

応募・面接について年齢・性別編

調査データ

仕事探しをする時に、どのようなことに不満を感じますか。

フリーアンサー回答3,186件のサマリー結果

解説

性別や年齢を理由に、応募をお断りすることはNGです。

求職者アンケート調査の結果、仕事探しをする時の不満を15分類のサマリーにしたとき、応募資格に関する不満が3割を占めていました。また、応募資格に関する不満の内、3割弱は「性別制限がある」「年齢制限がある」など、例外事由を除いては、違法と思われる対応をされていることが浮き彫りになっています。

1999年4月1日の男女雇用機会均等法の改正により、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止されています。制定当初、募集・採用、配置・昇進については「努力目標」とするにとどまっていましたが、この改正で「禁止規定」とされました。
また、2008年10月1日の雇用機会均等法の改正により、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく、均等な機会を与えなければならないこととされ、例外事由を除いては、年齢制限の禁止が「義務化」されました。これらは単に、求人情報上、性別や年齢を表記しなければよいというものではなく、書面や面接での選考の際にも、性別や年齢を理由に、応募や採用を断ってはならないとの趣旨です。

今後の少子高齢化、労働人口の減少を鑑み、雇用の多様化に取り組む上でも重要な法律と考えられます。
性別や年齢による固定観念が、本来必要な能力や適性を取り逃すだけでなく、性別や年齢を理由に、応募や採用を断ることは、違法であるとのご認識を是非お持ちください。

求職者の声

仕事探しをする時に、どのようなことに不満を感じますか。ご自由にお書きください。

30代男性フリーター
面接に行くと、「女性がほしいんだよね」と言われたりすること。
30代男性フリーター
年齢制限が多すぎる。応募ができずとても萎える。
40代男性フリーター
問い合わせた際に年齢を伝えると断られる事が多く非常に不愉快になる。
50代男性
その仕事に対しての能力を問われる以前に年齢制限の壁があること。
特に上司が年下だとなかなか採用されにくいこと。
50代男性
求人広告には男女の別はないけど、実際にはあること。
20代女性フリーター
応募してみたら年齢などに制限がある場合があること。
40代女性専業主婦
年齢不問と書いてあるのに、年齢を制限されること。
40代女性専業主婦
年齢制限は書いてないのに、実際は年齢で断られること。
40代女性フリーター
年齢制限は記載されてはいないが、実際にはあること。
50代女性
年齢制限などの条件が求人には記載できなくなったためか、実際に応募すると、面接の時点で年齢を理由に、断られることがあること。
50代女性
年齢不問とあっても、実際は年齢で断られることが多い。スキルや資格を持っていても、やる気があっても履歴書の段階で断られてしまう。
50代女性
年齢や性別で判断される。スキルを見てもらえないことが不満。

求人募集の目的は何でしょうか?即戦力となる人材を募集すること、社風に合う人材を見つけること・・・
企業・店舗によって異なるかもしれませんが、最大の目的はその職務をこなす適性や能力がある人からの応募を募ることではないでしょうか。職務に無関係なことを条件にするのは法的に問題があるだけでなく、自ら対象を狭め、マッチングできる人材と出会うチャンスを減らすことになってしまいます。