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採用動向

少子高齢化が進む中、身体機能の低下した高齢者への需要を中心に今後も柔道整復師の活躍の場は増加が見込まれています。
実際に柔道整復師の養成施設数も増加しており、年間約6,000人以上が輩出されています。これは、養成施設指定規則を満たした場合に、柔道整復師の養成施設の新設が平成10年から認められるようになったことが理由で、当時、全国でわずか14校だった柔道整復師の養成施設数は平成27年に109校になりました。
※出典/厚生労働省医事課調べ
養成施設の増加に伴い、柔道整復師の人員も増加の一途を辿り、求職者間の競争は激化しています。

柔道整復師の求人は季節によって需要が途切れるという事はなく、恒常的に募集が行なわれていますが、前述の通り、資格取得した求職者の数が増えている現状から、買い手市場となっています。

効率よく募集を行うためには求人票の作成段階でスクリーニングが重要です。採用側は募集要項や条件を明確にしたうえで、求人を出すことが大切です。

求職者の特徴、属性

柔道整復師は「より幅広い分野で活躍したい」「将来開業したい」という意思を持ち、応募する人が多いようです。活躍の場が幅広い事から就職先によって労働条件が大きく異なりますが、体力があり健康であれば年齢を問わず活躍できる職業です。会社に勤める場合のような定年という概念もありませんので、求職者の年齢層は幅広いのが特徴です。
また、他の応募者との差別化を図るため、柔道整復師の資格のみならず、針灸師、介護福祉士やケアマネージャー等の資格を取得する求職者もいます。

上記のように、応募者の志向性は、資格を活かして介護関連施設やスポーツ関連施設、健康関連施設、プロスポーツチームなど多岐にわたりますので、採用面接を行う際にはミスマッチを防ぐためキャリアプランや志向性をしっかりと確認するようにしましょう。

採用のポイント

柔道整復師としての人間性が備わっているか、多くの技術を有しているか、面接時のミスマッチを防ぐことができるかが重要となります。

柔道整復師は人の健康と密接につながっている仕事なので、責任感や忍耐力が問われます。
また、人と接する事で成り立つ職種柄、人当たりのよさも大事な資質です。利用者の痛みや辛さを想像せず無愛想な対応をしてしまうようなことがあれば、その施設は次回からは選ばれないでしょう。
柔道整復師として実務経験のない人物を採用する際は、施術する際どんな事に意識を向けるべきか、接客業であるという認識を持っているかを判断することも大切です。
柔道整復師以外にも言えることですが、面接時に基本的なマナーや話を聞く姿勢、就業に対する意欲を見極めることも重要です。
実務経験を長年積むことで技術が向上する職種ですので、向上心を忘れずに取り組める忍耐力と継続性があることも押さえておくべきでしょう。

専門知識を学び、自信を付けてきた経験者は、一方的に知識を発信する事に集中してしまい、利用者の声を聞くためのヒアリング力に欠けてしまいがちです。施術内容の説明や普段のコミュニケーションによって利用者が信頼し、顧客になってもらうために、人の話を聞くことが好きという方が適しています。利用者の声を聞くことを常に意識して接客するという業務が含まれていることを理解していなければなりません。
また、整体師やカイロプラティック師等の類似業務ではなく、柔道整復師を選んだ理由を自分の言葉でしっかりと伝えられる人物が望ましいでしょう。

なお、整復術の資格のみではなく、按摩・針灸など複数の資格を持ち合わせ、柔軟に対応できる人材が望ましい施設もあります。
スポーツトレーナーとして就業する場合等、利用者(選手)に日頃の疲労ケアには針灸を使い、怪我の治療を施す際に柔道整復術を使うという様に、共通性の高い専門分野での資格を複数取得している事で、与えられる仕事の幅が大きく増え、採用する上でのメリットが大きくなります。

応募者の所有している資格や経験を明確に把握し、これに対し何を与えられるか、具体的に提示することも重要です。

このほかに、面接時の注意点として、応募者が柔道整復師の資格を取得した未経験の求職者なのか、独立を目標に将来を見据えて求職活動を行っている求職者なのか、実務経験を積み技術を身に着けながら将来を考えていきたい求職者なのか等、求職者が描いている将来像はさまざまですから、求職者の要望・希望と採用側の意向、条件がマッチしているかを応募者との面接において見極め、双方の意向に相違がないよう最大限すり合わせるようにしましょう。

柔道整復師の仕事・業務内容

柔道整復は、日本の柔道を起源に西洋医学を取り入れて発展したもので、骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷などを治療する仕事です。しかし、東洋医学の観点から自然治癒力を生かして回復させるので、薬品の投与や直接的な手術は行いません。外科的治療を用いず、体の内側から自然治癒を促し、それによって正常な状態まで回復させる治療法は非観血的療法と呼ばれています。
柔道整復の主な治療法としては、運動を取り入れて機能の回復を図る「運動療法」。電気や光、温熱、冷却、音波、水などの物理的エネルギーを利用して身体機能を正常に戻す「物理療法」。身体を温めて機能の回復を図る「温熱療法」などがあります。いずれの治療も医療保険を使うことができることが特徴です。

柔道整復師の活躍の場は多様で、病院や接骨院、整骨院などの機関をはじめ、介護・福祉施設やスポーツ施設等、人々の健康に関わる様々な場に及んでいます。例えば医療機関では、整形外科で理学療法士の指示のもと、リハビリ治療を行っています。また介護施設ではリハビリテーションなどの機能訓練指導を行っており、スポーツジム・健康関連施設ではトレーナーとして活躍しています。

整体師やカイロプラクティック師が民間資格であるのに対し、柔道整復師はあん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師と同様に国家資格です。大学入学の資格(高卒以上)を持っていること、厚生労働大臣に認定された学校や養成施設を卒業(修了)していることが受験資格となります。柔道整復師の資格を取得すると、柔道整復師法という法律に基づいた施術を行うことができます。

柔道整復師には「柔道」という名がついてはいますが、柔道の技量・技術等がなくとも取得可能です。養成施設等の授業では柔道も取り入れられていますが、これは活法についての基本的な概念を学ぶ事を目的とした授業であるため、格闘技や運動神経に自信がなくても支障は無く、社会人でも夜間学校等を利用して資格取得を目指すことは可能です。

医師の診断や指示がなければ施術することのできない作業療法士や理学療法士とは異なり、自身の判断で施術することができるので独立開業を目指す場合も多いようです。