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採用動向

少子高齢化が進み、子どもの数は年々減少傾向にありますが、社会で活躍する女性が増加し、待機児童が問題視されるようになっています。従って、保育施設が増設され、保育士の需要は増加しています。
しかし、実際には市場が求めている保育士の数に、保育士を志望する求職者の数が追いついておらず、深刻な人材不足が懸念されています。
人材不足の背景として、仕事柄求められる責任感に対する待遇面の不満が多く見られます。
日々保護者との連携が重要となり、責任感、体力、精神力、コミュニケーション能力が必要な仕事となります。また退園後には、月毎の行事(お誕生会や運動会、学習発表会など)に合わせた工作物の準備等で勤務時間が長くなることもあり、比較的給与が安価な事が多いため、世間的なイメージとしては「大変なのに給与が安い」と認識されることが顕著です。〝待機児童ゼロへの壁〟を打ち破るため、国も様々な政策を行っていますが、最も重要とされる賃金に関する問題について現時点では未だ打開策は見られず、今後の課題とされています。
採用側は就業先の実情をきちんと伝え、求職者が保育士業界の現状を理解した上で就業が可能かを確認することが必要です。

求職者の特徴、属性

保育士として働くには、国家資格の取得が必須で、大学や短大などで保育士養成課程を修了する事や、保育士試験に合格する事で取得できます。
そのため、実務未経験の求職者の層としては大学・短大・専門学校等の新卒者か、働きながら(社会に出てから)転職を考え資格を取得した社会人であるかの二通りに分かれます。求職者の志望動機として「母親が保育士で憧れていた」「図画工作やピアノが得意」など様々ですが、大きな共通点として、「子どもが好きだから」という動機が多く見られます。保育士の仕事は、年齢問わず続けられ、男女比は圧倒的に女性が多いことが特徴です。

なお、求職者のネックになっている報酬面は、保育園の財源が国からの負担金や補助金と保護者からの保育料となっており、負担金・補助金は税金を利用している関係で増額しにくく、公定価格で決められている保育料から賃金が支払われるという仕組みが決まっている為、保育士の給与が上がりにくい構造となっています。しかし、待機児童問題を改善すべく、国の政策によって保育士の待遇改善が挙げられ、取り組みが行われているため、具体的に待遇改善が進み、働き手のメリットが高まれば、応募者の増加が見込めるでしょう。

採用のポイント

保育士の採用時に最も重視するポイントとして、「人柄」を見る職場が多く見られます。多くの子ども達と打ち解けられ、保育士と保護者とのコミュニケーションが問われる事も多いため、子ども達と保護者の両者に合わせて柔軟に対応できる人物が望ましいといえます。施設によって異なりますが、基本的には保育園の場に音楽が欠かせないことから、ピアノの実技試験と、行事毎に工作物を作る機会が多いため、図画工作に関わる折り紙等の試験、紙芝居、絵本の読み聞かせ、手遊び、リズム遊び等、実際の仕事内容に沿った実技試験を行います。採用側は、ピアノの演奏や工作物などに高度な技術を求めるよりも、子ども達とどの様に触れ合えるかを見ておかなければなりません。
また、常に人の命を預かっているという責任感も大切な資質になります。時には「初めて一人で立てた」など、保護者が直接見る事の出来ない、貴重な成長の場面に立ち会うこともあります。こういった場面は一瞬なので、責任感をもってしっかりと子どもを観察していないと通り過ぎてしまうものです。出来事をいち早く保護者に伝えてあげることで、子ども達だけでなく保護者への信頼を築くことにも繋がります。
そして採用側としては、施設の方針やその意向を常に共有し、納得した上で従事してもらうための工夫も必要です。
「様々な状況の変化に対し柔軟に対応できる方歓迎」と伝えたり、環境向上のために自発的に意見を上げて欲しいという場合には一緒に施設を創り上げて欲しいと伝えたりする等、こちらのスタンスと応募者の本音を見極めることが必要です。

集団行動で様々な意見が飛び交う環境でもあるため、状況に応じて適切な回答ができる判断力も求められるでしょう。転職の場合には特に、前の施設でのやり方と大きく異なる面があった場合に、適応が難しい場面も見込まれるため、採用側はそういった臨機応変な対応が可能かどうか、また、どの様な対応を施設として求めているか等を、求人広告に分かりやすく掲載したり、面接時に伝えたりすることで、双方の理解に相違が無い様に注意することが必要です。

保育士の仕事・業務内容

保育士の仕事は、主に保育園の先生という印象が強い職業ですが、他にも募集を行う場として乳児院や児童養護施設、児童館、学童クラブなど、児童福祉施設を中心に様々な活躍の場があります。

保育園では、基本的に0歳〜6歳までの未就学児を対象に預かりますが、施設によってその規定は様々なので、募集の際には対象となる園児の年齢や、それに伴う必要な経験、スキル等を細かく広告に掲載することを勧めます。
保育士が担う仕事は、単純に子どもを預かるだけではなく、食事、睡眠、衣服の着脱やトイレトレーニングなど、幼児期に身に付ける生活の基本をサポートしながら、身の回りの世話をします。登園したらまず熱を計り、健康管理に気を遣い、遊びを通して年齢に見合った運動を取り入れ、身体の成長を促す事にも留意します。そして施設の生活を通して、人との触れ合い方や集団生活を学び、社会性を学ばせます。

乳児院や児童養護施設で働く保育士については「施設保育士」と呼ばれ、何らかの要因で保護者の養育が受けられない乳幼児を預かり、養育する施設です。乳児院はその対象が2歳未満の乳幼児となり、「児童養護施設」は1歳から18歳までの(特に必要がある場合は、1歳未満の乳児や20歳までの入所延長ができる)比較的幅広い層の子ども達を養育し、子ども達の生活の自立支援を行います。入所施設の特徴として、24時間体制で昼夜問わず、子ども達のサポートを行うことが多く、夜勤もあります。児童館や学童クラブ(学童保育)は、都道府県や市町村等の自治体によって運営されており、いずれも子ども達に健全な遊びを与え育成支援を行う施設が多く見られます。また、看護師として日夜問わず働く母親のサポートを目的とした院内保育施設が設けられていることも多く見られますが、近年では職種に囚われず、働く母親への福利厚生の一環として社内に育児施設を設ける事業所内保育所なども増加傾向にあります。
子どもを預かる仕事という括りでは、「幼稚園」も同業種といえますが、幼稚園で働くためには「幼稚園教諭」の資格が必要です。幼稚園の管轄は文部科学省で、いわば学校という分類に該当します。そのため、文字通り、教諭として子ども達の健やかな成長をサポートします。
保育士を雇う際には、それぞれの業務形態において求められる仕事の内容が異なることを理解しているか確認することが重要です。そして、いずれの場合も子ども達のめまぐるしい成長と日々向き合い、密接に関わり合うため、やりがいと責任感がとても大きい仕事で、その認識を持っている人材を確保する必要があります。