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採用動向
近年ではインターネット通販の普及等を受けて、個人物流量が増加している一方で、慢性的な人材不足と高齢化による更なる人材不足が懸念され、応募者数よりも企業の採用数が多くなる、いわゆる売り手市場となっています。厚生労働省の調べでは、2016年1月時点の自動車運転の職業求人倍率は1.87倍という結果でした。
そのため、道路交通法の改正による「準中型自動車免許」が新設されました。「準中型自動車免許制度」は18歳以上で普通免許の経験がなくても取得できるので、運送事業者の高校新卒者雇用が促進され、ドライバー確保にもつながると見られています。また、未経験の求職者を受け入れられるよう、働きやすい職場環境、教育制度や労働条件の整備などが急務となっています。具体的には、運転技術を指導するための研修、現地まで実際に同行する研修などを通じて、しっかりとした研修体制を整えておき、そこを求人の際は打ち出していくことが必要です。
求職者の特徴、属性
運転が好きで、持っているスキルを活かせると考え応募してくることが多いようです。
バスなど特殊な車両のドライバーは、免許は持っているものの普通自動車の運転経験しかない人も応募してくるケースもあります。そういった求職者を雇用する場合は、入社当初は補佐という立場で仕事内容やルートを覚えてから独り立ちするという流れが一般的であるようです。
採用のポイント
事故なく正確でスピーディーに業務を行わなければならないため、まず安全に業務を遂行できる誠実で正確な性質の人物かどうかというところが大切です。また。現場で荷降ろしなどが発生する際には、重い荷物の持ち運びができる体力と忍耐が求められます。
チームごとに業務に当たる場合には協調性を持ち合わせている人物か、将来的にはチームを管理できる能力やマネジメント能力があるかといった点も重視するとよいでしょう。近年ではドライバー業界においてもIT化が進んでいますので、PCソフトを使った運行指示の作成や、ドライバーの運転状況などをスマートフォンアプリを使って把握するなど、情報システムの操作知識があると、入社後は重要な戦力となります。
他にも取引先企業や顧客へのサービスが重視されていますので、きめ細かい心配りと優れたコミュニケーション能力が必要です。顧客のニーズを汲み取り、気持ちに寄り添うホスピタリティ精神を身に着けているかも確認すべき項目です。
ドライバーの種類も豊富にあるため、採用側は求職者の希望と、適したドライバーの形態が合致するかどうか、希望する業務に適さない場合は、車輛サイズの変更や、他の部門で仕事を行うことが出来るかなど、多角的に見据えることが大切です。
ドライバーの仕事・業務内容
ドライバーの種類はタクシードライバー、バスのドライバー、送迎ドライバー、トラックドライバーの4つに大別されます。
タクシードライバーは顧客を安全かつ快適に、指定する目的地まで送り届ける業務です。使用する車両は一般的な乗用車ですが、まず第二種免許を保有している必要があります。第二種免許には、大型自動車第二種免許、中型自動車第二種免許、普通自動車第二種免許、大型特殊自動車第二種免許などがあります。受験資格は他の第二種免許を取得しているか、第一種免許を取得してから3年以上経過した人となっています。取得できる最低年齢は21歳以上です。
第二種免許の取得試験の内容は、普通自動車の運転技能試験のほか、学科試験があります。現場で求められるスキルとしては、車体や車両の内装を常日頃から清潔に保っておくことや、発進・停止時の加速度を乗客の体の負担にならないようにすることが求められます。
近年では安全で快適なタクシーというのは当然と見なされる傾向にあり、高齢化の進展にともにない、高齢者の「最寄りの駅から近くの病院まで」といった短距離のタクシーの利用や、スマートフォンのアプリを活用した配車サービス、外国人向けの観光利用など、様々なニーズに対応することも求められています。
例えば、観光地のタクシードライバーは、簡単な観光案内ができる知識が求められます。外国人観光客の多い観光地で業務を行う場合は、英会話ができると良いでしょう。
バスを運転するためには大型自動車第二種免許が必要です。普通自動車第一種免許以上を取得済で、最低年齢は21歳以上、免許を取得して通算3年以上経過していること(3年間の間、免許停止処分などを受けている期間がないこと)が条件となります。さらに、適正試験として、普通の視力検査の他に「深視力」検査に合格しなければなりません。深視力とは、両眼視機能と呼ばれるもので、遠近感や立体感を感じる能力のことです。基準は片目0.5以上、両目0.8以上、深視力2㎝以下(検査において3回の平均誤差が2㎝以内)となっています。
現場で求められるスキルとしては、普通乗用車と違い、ブレーキやカーブの際に車体が大きく揺れるため、普通乗用車と比較してより繊細で慎重な運転技術が求められます。
バスの路線は、渋滞が発生する可能性があるため、電車に比べると定時運行の難易度が高いことが特徴です。路線バス、高速バス、観光バスなどで対応は様々ですが、どの種類のバスであってもこの点は変わりません。
交通量が多く見通しが悪い危険な道路を走行する必要がある場合は、運行時間を管理しながらも、事故に対して細心の注意を払わなければなりません。
送迎ドライバーは乗客の要望に応じた目的地へ送り届けるタクシードライバーに対し、決まった目的地までの往復をすることが業務となります。
幼稚園など教育機関のスクールバス、遠隔地にあるゴルフ場、工場、福祉施設、自身の力で外来することが難しい患者向けに病院や養護施設等において送迎をするので、多くの場合特定の乗客で占められます。病院や養護施設等の場合、乗客とふれあう時間が長いため、患者や施設担当者と会話をする場面も多く発生します。
担当する施設が固定されると、休みや勤務時間の変更が少ないためスケジュールを立てやすく、プライベートも充実させやすいという利点があります。他のドライバーに比べて体力的な負荷も少なく、長期にわたって勤続することができるのも送迎ドライバーの魅力のひとつです。
トラックドライバーの運転する車種は、大型、中型、小型トラックの他に軽貨物、宅配、トレーラーなどが挙げられます。
大型、中型、小型トラックのドライバーは、依頼を受けた指定の荷物を荷揚げ場所から荷おろし場所まで配送するのが主な仕事です。大型トラックの場合は長距離を走行する事が多く、長時間運転の疲労を和らげるために、休憩やトラックの中で仮眠をとる状況も頻繁に発生します。さらに、運行スケジュールは効率を考えて念入りに設計する必要がありますから、体力と経験が必要な職種です。
中型トラックは基本的に日帰りできる距離での仕事が多く、小型トラックはルート配送や宅配業務などが多くなる傾向です。
軽貨物ドライバーは配送依頼や集荷依頼に応じて指定の場所まで、小包や封筒などといった軽い荷物の運搬業務が中心になりますので、女性や高齢者ドライバーでも活躍できることが特徴となっています。
宅配ドライバーは会社、契約店舗など、決められた営業エリア内のルートを回って配送を行うルート配送の仕事や、各家庭へ商品を配達する仕事があります。
トレーラードライバーは、牽引貨物自動車を扱って仕事を遂行します。コンテナやタンクローリー、ダンプトレーラーなどといった多くの種類があり、重量のある荷物を積んで長距離運転をすることが多い仕事です。