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保険業界をとりまく環境

2015年に生命保険文化センターが発表した「生命保険に関する全国実態調査(速報版)」によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.2%であり、高い水準を保っています。日本における保険の必要性というのは広く一般に周知されていると言えるでしょう。最近の顕著な傾向として晩婚化と共働き世帯の増加もあり、高額な死亡保険よりも医療保険や介護保険に対してのニーズが高まっています。
損害保険料率算出機構によると自動車保険は2014年度末で対人・対物賠償保険がともに78.3%(共済除く)です。また、2011年の東日本大震災の後、地震保険が顕著な伸びを示しており、2015年現在では火災保険のうち地震保険を付帯した割合は全国平均で60.2%です。
すでに生命保険・損害保険共に高い加入率であることから、お客様のニーズに応える商品の開発だけでなく、新たなマーケット・チャネルの開拓が求められています。特に販売チャネルは近年多様化しています。保険加入が従来の知人・友人や、営業、販売代理店だけではなく、詳しく専門的な説明を確認できるというインターネットや保険専門ショップ、窓販が解禁された銀行などがシェアを伸ばしています。その結果、生損保共に従来のビジネスモデルの転換を早急に迫られています。

(2016年10月31日)

保険業界の採用動向

保険業界においては、従来から生命保険・損害保険共に新卒採用を活発に行っています。「就職四季報」によると2015年の新卒採用人数ではトップ10に損害保険会社2社がランクインし、それぞれ750名前後の人数を採用しています。生命保険会社の総合職採用も、大手生命保険会社では100名以上行っています。
これから経営の効率化を目指す会社同士の合併や提携により、業界内のシェア変動などが起こることが予想されています。外資系については撤退や進出、または国内保険会社との提携が今後もあるでしょう。また、すでに人口減少が始まった日本からアジアをはじめとする新興国への進出を果たす会社も出始めています。語学だけでなく現地の法律や金融に精通するグローバル人材は欠かせません。

国内外で新たな商品開発・改訂のために、数理的な専門知識を持つアクチュアリー、業務オペレーションができる事務のプロフェッショナル、さらにそれらを支える保険システムの開発担当者についても採用ニーズが高まるでしょう。従来型の採用に加えて様々な専門スキルをもつ人材採用を進めていく必要があります。

保険業は職務内容が専門的なため、中途キャリア採用や退職者の再雇用制度なども積極的に活用しています。このため、求職者は保険会社に就職し、その後同業他社に転職するといったケースが生損保ともによく見られます。各社とも社会貢献を掲げ、障がい者雇用にも力を入れています。

(2016年10月31日)

保険業界の採用のポイント

保険はお客様のいざという時のための商品です。仮にお客様から快く受け入れられなかったとしても商品の啓発やお客様の役に立ちたいとの想いを持つことが必要となり、お客様からの信頼を得ることに繋がります。また、保険業界も金融機関の一端を担っており、その業務には様々な法律や規制が関わっています。働く中では、いずれの業務であってもいわゆる事務作業が伴い、作業には正確性とスピードが求められます。さらに、保険業は商品知識に始まる業務関連知識も膨大であり、業界において必要な資格試験なども多数あります。場合によっては、業務をこなしながら試験勉強に取り組まねばなりません。

営業部門・顧客対応部門においては、直接代理店やお客様と商談するため、マナー応対やコミュニケーション能力だけでなく、複雑な保険商品について納得していただけるようわかりやすく説明するスキルも求められます。お客様は保険料を重視しており、より自分にフィットした保険を希望していることを考えられます。従って幅広い知識をベースにしたコンサルティング営業のニーズが高まっているといえます。

採用時には読み書き・計算など、正確性とスピードを計る試験も有効です。保険会社は近年の保険業法改正などにより募集管理体制をより一層強化しなくてはならない状況です。そのため保険加入時に必要な工程は増えています。社員や職員は関連法案にかかる必要書類配布や申込書などの書類チェック作業を理解したうえで正確にこなす必要があるのです。

面接で見るべき点は清潔感などを含めた雰囲気や話し方などです。もしこの人が営業に来たら「話を聞いてみたい」と思える人物であるとよいでしょう。また、事務部門であればチームで大量の事務業務をこなす必要があることから、協調性があることも重視すべきでしょう。
保険知識はあるにこしたことはありませんが、専門的な知識は入社後に学習すれば良いので、専門職でない限り入社時に必須ではありません。問題はそれらを身に着けようという姿勢があるかどうかです。最近の金融・経済ニュースを読んでいるか、どのようにそれらを分析考察しているかなど、関連情報に普段から親しむ習慣があるかどうかチェックすることもポイントの一つと言えます。入社後もそれらを継続する必要があるからです。

保険会社というのは各社ともに広報活動に力を入れているだけあって、一般での認知度が非常に高いです。それだけにそこで働く社員・職員には高いモラルが求められます。これは採用試験・面接では測ることが難しい項目ですが、念頭に置いて採用活動に臨む必要があるでしょう。

最後に、採用コストを抑えるためのポイントです。業務の幅が広い保険会社ですから、ベースとなるスキルを満たす人材は、異動で適所を探すということも可能です。採用も重要ですが、既存の人材が新たな部門で活用できないかどうかも考慮に入れておくべきです。

(2016年10月31日)

保険業界の仕事・業務内容

保険業には保険に関わる専門的な分野だけでなく、金融業全般、そして一般的な会社としての機能を果たすための職務が幅広く必要となります。特に総合職での採用については、将来のゼネラリストとして様々な業種を体験します。しかし、どの職種においても、保険業という会社の果たす社会的な使命を認識したうえで、職務に取りくむ必要があることには違いありません。

生命保険・損害保険共に、営業職員・社員は基幹的な役割を果たします。生命保険会社は営業職員を個人事業主として雇用しているところが多くあります。外資系生保などは損害保険会社と同様に代理店制度を取っているところもあり、代理店向けの間接営業を行う営業社員を営業職として採用していることもあります。いずれにしても会社の業績の根幹をなす営業職には、コミュニケーション能力をはじめ、様々な能力が求められ、数字目標などのプレッシャーもありますが、自分が働いた成果が数字として見えるため非常にやりがいを感じられるでしょう。

世の中のIT化は進んではいますが、保険業は申込書を始めとした書類が多く、事務スタッフはそれらを正確に素早く処理することが求められます。最近では派遣社員や契約社員の活躍も多く見られます。事務職の内容は多岐にわたり、お客様からいただいた申込書を処理する担当、保険の引き受けを判定する担当、保険料の引き落としなどの入金や返金の担当、事故や死亡などの保険金に関する判定・支払い担当など、それぞれ専門的な知識と経験が求められます。そのため、ずっと内勤のスタッフを務めて管理職になるケースもあります。

コールセンターをはじめとし、お客様の対応を担うのが顧客対応部門です。各社とも自前の顧客対応部門を持っていることが多く、お客様のご質問に的確に応えるためには自社のものだけでない幅広い知識が必要です。こちらも社員だけではなく、派遣社員や契約社員の活用も多い部門です。

様々な指標の数字などから保険料率の算出を専門的に行う数理部門で活躍するのがアクチュアリーと呼ばれる人々です。アクチュアリーは平均8年程度合格するのにかかると言われる非常に難関資格です。新卒で入社してから数理部門で業務を学びながら資格獲得を目指すほか、アクチュアリー資格がある場合のキャリア採用も活発に行われています。

また、お客様からいただいた保険料を運用して責任準備金の積立額を増やすという重要な役割を果たすのが資産運用スタッフで、為替や株・不動産などの運用に関する専門的な知識が必要です。新卒入社で配属されて専門知識を学ぶ社員もいますが、銀行や証券業界出身者も多く見られます。

膨大な顧客データを扱う保険会社のシステムを構築・運営・改修するというのがシステム部門のスタッフの役割です。現在の金融業はシステムに万が一のことがあると大きなダメージを受けます。表立ってお客様と接することはありませんが、非常に重要な縁の下の力持ちです。

(2016年10月31日)