不信感を与えます!「対応が大変だから応募の方法を変えようか」
一方的な変更は応募者の不信を招くことに
つながり企業の姿勢が問われます
「はぁ・・」電話連絡の上なんて書かなきゃよかった!
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広告の内容は会社としての公式発表です。
求人広告に「電話連絡の上、履歴書を郵送して下さい」と表記したのであれば、
それは会社としての公式発表。電話応対が大変だからと、広告掲載後に応募方法を安易に変更することは不誠実なことだと言われても仕方がありません。どうしても応募の受付方法を変えなければならないのなら、応募者に対して申し訳ないという気持ちを持って丁寧に事情を説明し、了解を得ることが大切です。 -
仕事の合間に適当に対応しようとしていませんか?
「選考は面接が本番だから、応募者の受付は日頃の仕事の合間にすませればいい」
「採用するのは会社のほう。会社の都合で進めるのは何ら問題ないはずだ」
もし、担当者がこんなふうに考えているのであれば、それは大きな間違い。
応募者は広告に書いてある通りに準備を整えて応募しようとしていますので、広告主の
都合による一方的な変更は応募者に不信感が生まれます。 -
応募者にいい加減な会社だと思われていませんか?
人と人との関係において、言っていることがコロコロ変わる相手は信用できないもの。
応募者が会社に対して持つ印象も同じです。そして、応募者は会社にとって大切な
お客様にもなり得る人であるはず。いい加減な会社だと感じた応募者が、
「そんな会社の商品はもう買わない!」と思う可能性も少なくありません。
応募者だから会社の都合で扱っていいなどと考えず、会社の大切なお客様と接する
つもりで丁寧な対応を心がけてくださいね。
担当者が不在の際の対応も一本化を
- 応募を受け付けることになっている人が不在がちだったり、退社後に電話がかかってきて、応募者が担当者と話せないこともあるでしょう。そんなときにありがちなトラブルが、電話を取った人が「担当者から折り返しさせます」と対応したのに、伝言の伝え忘れなどで放って置かれるというもの。
- また、募集を行っていることを知らない人が電話を取り、「うちは募集なんかしてませんよ」などと言ってしまったら、人事担当者の苦労が水の泡。応募電話に出る可能性がある人全員に採用の状況を説明し、どう対応すべきかを徹底しておきましょう。電話回線を分離して、人事以外の人が応募電話を取ることがないようにしておくのもひとつの方法です。