応募者も大切なお客様。「今、手が離せないから折り返し」
応募者も大切なお客様。
きちんとした対応をすること
「しまった!」忙しくて忘れるとトラブルに・・
-
約束通り対応ができていますか?
担当者が不在だったり、忙しくて電話に出ることができないということはあり得る
こと。その際に、折り返し会社から連絡を取ると対応することも多いでしょう。
そして、その約束通り担当者から連絡を取ればなんの問題もありません。
しかし、忙しくて忘れてしまったり、連絡をしたけれど今度は応募者が不在で話が
できなかったりして、そのままにしてしまったら…。
結果的に約束を守らなかったということになるのが問題です。 -
応募者だからといって、
もう一度かけてくるだろう・・と思っていませんか?大きな取引をしているお得意様からの電話だったら、折り返しの連絡を忘れることも
ないでしょうし、また、折り返しの連絡をしてつながらなくても、もう一度こちらから
連絡をするでしょう。ところが、相手が応募者となると、「入社したければ自分から
もう一度、電話をしてくるだろう」と思ったりしていませんか?
当たり前のことですが、約束は守りましょう。
折り返すと言ったのであれば、本人と連絡がつくまで対応しなければいけません。 -
不誠実な会社だと思われていませんか?
会社は多くの応募者を相手にしているかもしれませんが、応募者にとってその会社は
1対1の関係。約束を守ってくれなければ、それはそのまま会社に対する不信感に
つながり、「こんなに不誠実な会社だったら、応募するのはもうやめよう」となって
しまうかもしれません。そして、もし、その人がとても優秀な人であったなら…。
会社としては大きな損失です。
応募者用の対応を決めておくのもオススメです
- 応募に関しては、通常の取引と異なり連絡が一時期に集中する可能性があるので、特別な対応の仕方を考えておくことも必要です。
担当者が不在がちの場合、すべての電話に折り返しをするのは大変なこと。担当者が席に着いていられる時間を確定させ、応募者からその時間に再度、電話をしてもらうようにお願いするという方法もあるでしょう。 - また、実際には一人の担当者が採用を行う事もありますが、応募者は、何人もの採用担当者がいると思っている場合もあります。そんなときは、「一人でお問い合わせの電話に対応しておりますので、折り返しに少々時間がかかるかもしれません」と案内するなど、会社側の状況を応募者に伝えておくことも有効。応募者も、事情がわかれば即座に不信感を持ったりしなくなるはずです。
- なお、こちらから折り返したときに応募者につながらなかったときは、そのまま電話を切るのではなく、留守番電話に伝言を残すなど「折り返しましたよ」という記録を残しておくといいでしょう。