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事実ですか?「誰にでもできる簡単な仕事です」

経験が必要だったり専門知識がいる仕事だったら、
「誰でもできる」とは書けません

たくさん応募して欲しいから「誰でもできる」と言っていい?

  • 会社への不信感につながる表記になっていませんか?

    応募効果を上げるために求人広告に「誰にでもできる簡単な仕事です」と書く場合は、それが本当かどうかを確認してください。
    経験や専門知識がないとできなかったり、軽作業とは言えないような仕事だった場合、「誰でもできる」「簡単」な仕事にはなりません。面接に行って初めて知る応募者はどのような気持ちになるでしょうか。これでは、せっかく応募があっても採用にはつながりません。
    また、「経験のない私でもできる仕事かも」と応募してきた人が「あなたは選考対象外です」と言われたら、採用されないとガッカリするだけではなく、あの求人広告はウソだった→あの会社は信用できないと、会社への不信感につながる可能性があります。

  • 応募者は誰もが同じように「簡単」な仕事であると感じますか?

    採用側が「誰でもできる」「簡単」と考えていたとしても、それは主観的なものであり、重要なのは応募者全員が「誰でもできる」「簡単」と感じることです。
    また今、就業している方たちがラクにこなしている仕事でも、新規採用者が同じようにできるとは限りません。
    同様に「未経験者歓迎」「時間・曜日応相談」なども、虚偽・誇大広告となりかねない表現にならないよう注意が必要です。

    • 未経験者歓迎

      『経験』には、その業界で働いたことがある経験、その職種で働いたことがある経験、さらには社会人経験などいろいろな経験があります。そして、多くの応募者は『未経験者歓迎』と書いてあると、「何の経験がなくても大丈夫だ」ととらえられますが、採用側は「中途採用なんだから職種経験ぐらいはあって当たり前だろう」という気持ちでいることも。お互いの意見の食い違いからトラブルを招く可能性があります。

    • 時間・曜日応相談、
      週1日でもOK

      『本当に相談してきめられる』ならば問題はありません。しかし、「本当は毎日来てほしいんだよね」は、NGです。

    • 給与/◯円?◯円、
      経験を考慮して優遇

      こう書いてあると、経験者は「経験があるから、最低金額よりたくさんもらえるハズ」と思って応募します。「経験を考慮して優遇」と書いてあるのですから、こう思うのは自然な流れですね。ところが、実際はどんな人も最低金額からスタートするということであったら・・・。これもトラブルの種です。トラブルの種になりかねません。

  • 「未経験でも大丈夫」と書いてあったパソコン入力の仕事に応募したら、「まったく触ったことがないのでは無理です」と言われたり、「時間・曜日応相談」と書いてあったので、週2回の勤務でお願いしたいと相談したら「週3回以上働いて欲しい」と言われたり・・・。応募者から見るといずれも「求人広告に書いてあったことはウソ!」と感じるケースです。
    応募者は真剣に仕事を探しています。中には勇気を出して応募をしてくる人も少なくありません。応募者の気持ちで採用広告を見直してみることも良いですね!

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