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【押さえておきたい!】代表的な求人募集方法と人材採用の成功ポイント

アルバイトや正社員の募集をする方法は数多く存在します。
今回は代表的な募集方法とその特徴、成功のポイントについてご紹介します。

求人の募集方法を知ろう!

そもそも求人を募集する際にはどんな方法があるのでしょうか。
まずは代表的な募集方法をご紹介します。

1.ハローワークでの募集

それぞれの企業の住所ごとに、管轄するハローワークが異なります。

該当のハローワークで申し込むと、求人情報がそのハローワークの情報端末内に掲載される形になります。
申し込む際に記載する「事業所登録シート」と「求人申込書」の内容が求人票に反映されます。
ハローワークの運営するWebサイトでも公開が可能です。

  • メリット:採用コストがかからない
  • デメリット:求職者に提供できる情報に限りがある

2.大学での募集

各大学が保有する求人検索システムに情報を掲載します。

各大学の就職課やキャリアセンターなどの窓口にて求人票を提出する流れが一般的ですが、
窓口や手続き方法は大学によって異なりますので事前に確認が必要です。

  • メリット:採用コストがかからない / 特定の大学の学生、
    というターゲティングができる
  • デメリット:掲載する大学数が増えるほど手間がかかる / 情報が届く人数は最大でもその大学に出入りする学生数となる

3.「紙」の求人媒体

求人情報誌や新聞の求人広告欄、折込チラシなどが該当します。

掲載したい媒体ごとに申し込みが必要となり、掲載に対してコストが発生するケースが一般的です。

  • メリット:特定エリア・読者層を踏まえたターゲティングができる /
    多くの人に情報を届けやすい
  • デメリット:掲載にコストが発生する

4.「Web」の求人媒体

求人サイト上に情報を登録します。

求人サイトに訪れたユーザーは地域・職種など希望条件で求人案件を調べ、
条件に合致すれば求人広告が表示されるケースが一般的です。
掲載したい媒体ごとに申し込みが必要となります。
掲載に対してコストが発生するケースが多いですが、採用課金型の形態もあります。

  • メリット:他媒体より掲載できる情報量が多い
  • デメリット:掲載にコストが発生する

最近ではFacebookなどのSNSを使った採用なども存在し、求人募集の方法は多様化してきています。
それぞれに特徴、メリット、デメリットが存在するため、
自社の採用に合った募集方法はどれなのかをしっかりと考える必要があります。

どんな人材に来てほしいのか、を明確に。

このように求人を募集する方法は多岐にわたります。
そのため、どの募集方法が自社の採用に最も適しているのかを考える必要がありますが、
その際に重要となるのは「どんな人材を求めているのか」を明確にすることです。

ほしい人材が具体的に描けていなければ、どの募集方法が適切かを判断することはできませんし、
その後応募してきた人材を採用する際にも、何を基準に採用・不採用を判断するのかがあいまいになってしまいます。

即戦力としての採用であったとしても、
実際に自社のやり方を身につけてもらうまでには多少なりとも育成コストが発生するわけですから、
それがもしミスマッチだった採用の場合、発生する育成コストは多大なものになりますし、
最悪の場合それだけのコストをかけて育成した人材が早期退職してしまう、といったことにもなりかねません。

特に慎重になるべきは、想定していたよりも応募が少なかった時です。
応募が少ないからといって、「未経験者歓迎」というような形で単純に間口を広げてしまっては、採用コストがかさむばかりです。
確かに応募数は増えるかもしれませんが、その分さまざまな人からの応募が増えるため、
ミスマッチした人材の応募が増えてしまう可能性があります。

求職者には具体的な情報提供を

求める人材が明確になっていれば、どのような人材を求めているのかを求人票に具体的に記載することができます。
求職者は先述の求人募集方法のいずれかで仕事を探しており、複数の仕事を比べながら検討をしています。
その際に具体的な情報が載っていなければ、検討の土台にのせてもらえない可能性があります。

例えば単に「経験者歓迎」というような表記で終わらせるのではなく、
どんな職種の経験が求められているのか、どんな業界の経験が求められているのか、具体的に表記するようにしましょう。

また求めている人材を具体的に記載すればするほど、ミスマッチした人材からの応募を避けることができます。

採用活動において応募数を増やすことは大事なことではありますが、
それは本質的には「マッチした人材の応募数を増やす」という意味なはずです。
むやみに応募数を増やそうとするのではなく、きちんと「求めている人材に応募してもらう」ための情報提供を心掛けると、
採用活動がうまくいきやすくなるでしょう。