アルバイトやパートのスタッフを採用する際、どのように募集をされていますか?
募集の貼り紙や既存スタッフからの紹介や求人広告掲載など手法は様々です。求人広告の書き方・注意点をチェックしておきましょう。
【求人広告の書き方・注意点】求人広告に書いてはいけないことを知ろう!
まず最初に知っておきたいのは、求人広告には書いてはいけないことが存在する、ということです。
法律によって、求人原稿内に記載できる表現には制限が課せられています。
性別を限定する記載はNG!
男女雇用機会均等法により、性別にかかわらず募集・採用に均等な機会が与えなければならないとされているため、求人広告に性別を限定するような記載をしてはいけません。
- 「体力のある男性募集」
- 「男性5人、女性2人募集」
- 「女性向きの職場です」
このように男女を『限定』してしまうような表現はNGにあたるので注意が必要です。
「応募者を限定」するのではなく、あくまで客観的に伝えられる職場の雰囲気、仕事内容を伝えるようにしましょう。
例えば、
- 「20代女性が多い職場です」
- 「○○kgくらいの荷物を運ぶ仕事があります」
など、あくまで事実のみを記載し、求職者側で自分に合う職業かを判断できる情報を提供するようにしましょう。
セールスマン、生保レディといった、無意識で書いてしまいそうな表現も、原稿を記載する際には十分に注意しましょう。
年齢を限定する記載はNG!
警備業のように労働基準法などの法令で年齢制限があらかじめ設定されている場合(18歳以上など)を除き、一部の例外を除いて年齢制限を設けることもNGです。
- 「25歳以下の方募集」
- 「40歳くらいまでの方募集」
といった表現はNGとなってしまうので注意が必要です。
その他にも、地域や国籍を限定するような記載(例:徒歩で通える方)、最低賃金以下の求人などもNGとなります