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労働力人口は絶対数が減少。34歳以下の若年層が減少する一方で、シニア層が増加しています。
また有効求人倍率はリーマンショック以前より高い傾向。
若年層採用は一筋縄ではいかず企業側も変化が求められます。
1990年以降のZ世代は非常に特徴的です。
彼らの思考を理解し、どのようにマネジメントをするのかは
人材領域の大きなテーマになりやすいと言われています。
若者の特徴である「承認欲求」はアルバイト先にも求められています。
ある企業様では、「知らない電話にでたくない」求職者の傾向に合わせて
まずメールで企業から電話をする旨を伝えたところ、求職者との接触数が増えたそうです。
若者が感じている傾向を知り、企業の募集・採用実務を変更していくことで
これまで逃していた有効応募者を採用できる可能性があります。
かつての応募連絡は電話受付が主流であったため、対応スピードはリアルタイムに行えていました。
現在は、WEB応募が増えてるため、応募者対応が遅くなっているケースがありそうです。
24時間受付ができるWEB応募を行うことで、
求職者は時間を気にすることなく応募ができます。
また応募者の一元管理ができ、WEB応募はメリットのある手法です。
しかし、「WEBだから後回しに」としていると
大切な応募者を逃がしてしまうことにもなりかねません。
3日以内の連絡を心掛けてください。
多くの若者は「自分の価値観に沿っているか」「満たされるか」を選択肢にしているようです。
彼らはアルバイトを一つのコミュニティーととらえ、必要以上に働こうとはしません。
そのため、過去と比べて「働く意欲」そのものが下がってきていると言われています。
私たちは自分たちが思っている以上に若者に耳を傾ける必要がありそうです。
そして彼らの意思を引出し、理解し、認めていきましょう。
それらは若者とのコミュニケーションを活発にし、
採用成功や採用後の定着につながるのではないでしょうか。
働きたい理由には「つながり」「生き甲斐」も
約半数は「社会とのつながりを得るため」に仕事をしたいと思っている
社会経験もあり即戦力となりえる主婦だが、
「時間」「日数」が社会参加を阻む原因になっている
労働力確保のためシフトの細分化に加え 業務の細分化を行い、
超短時間勤務「プチ勤務」を生み出すという兆しが出てきている
「働きたいのに働けない」そんな気持ちを抱えているシニア・主婦の存在は
企業の業務負荷を改善する新たな労働力となりそうです。
現在の業務を一部分解するとどうでしょうか?これまでその業務に携わっていた人は
新たな別の業務を手掛けられますし、新たな労働力を活用する場にもなります。
業務の細分化、役割の変更・・・採用パターンを増やすことで人材不足の課題も
解消されていくかもしれません。
若年層~主婦・シニアまで幅広い求職者ニーズを捉え、
各社様の採用戦略のお役に立ち続けたいと思います
引き続き宜しくお願い申し上げます
労働力として期待されていた若年層は
2010年から2020年のわずか10年の間に8%ダウンするという統計がでています。
しかし各社にとって若年層は貴重な戦力として考えられていることでしょう。
他社との人材獲得競争の中でどのように採用成功率を上げ、定着させていくのか。
また、一方で増えていくシニア層を新たな労働力としてどのように捉えて活用していくか。
この2つの労働力をテーマに掲げてみます。