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採用動向

厚生労働省の資料によると、犬の登録頭数は平成21年から平成26年の6年間でおよそ660万頭から680万頭のあいだで推移しており、日本の人口約1億2千万人に対して約17人に一人が犬を一頭飼っている計算になります。集合住宅でもペットと一緒に暮らせるマンションが急増し、都心部やショッピングモールを中心にペットショップやペットサロンなどが続々とオープンしていることから、ペット関連支出は平成7年から15年間で約1.5倍に増加しています。ペットサロンの登録件数は平成27年には約40,000件を超えており、ペットサロン単体の開業だけでなく動物病院にペットサロンが併設されていることも増加の背景にあります。
ドッグランなどもあちこちで見かけるようになり、ペットと一緒に暮らすための環境が整備されています。

ペットサービス市場の活性化を受けて、トリマー資格登録者数も増加しています。一般社団法人ジャパンケネルクラブの統計によると、2000年度に13,170人だったトリマー登録者数は、2014年度には15,536人となっております。

ペットサービス市場の成長に併せてトリマーの資格取得者も増加していることから、トリマーの需要は高まっていることがわかります。市場環境、資格取得者の増加からトリマーの採用はこれからも活発に行われるでしょう。

トリマーの仕事は飼い主の休日によって勤務時間帯が偏る職種であるため、土日祝日などの需要が必然的に多くなっています。そのため忙しい時間だけ勤務できるアルバイトの求人募集だけでなく、ペットサロンの新規開業の店長候補として正社員の求人募集等、幅広い採用が行われています。

求職者の特徴、属性

トリマーを希望する求職者の特徴は当然ながら「動物が大好きである」ことが挙げられます。動物と触れ合える機会が多いだけでなく、トリミングなどのファッション的な要素や感覚も必要となるため、「トレンドに敏感」であるという特徴もあります。

トリマーの求職者は、専門学校卒業生や新卒生、他の業種から転職する人など様々です。トリマーは特別な資格は必要でなく未経験でも就業可能ですので、資格取得と並行して勤務を希望する求職者もいるでしょう。

またペット美容業全体に占める女性の割合は60%を超えており、女性にとって働きやすい職場環境を整えることも重要なポイントとなります。

採用のポイント

トリマーには「コミュニケーション能力」「忍耐力」「手先の器用さ」「集中力」などの要素が求められています。

「コミュニケーション能力」は、決して言葉や会話などの手段に限ったことでありません。1日を通して人と接するよりも動物と対峙することが多くなる職業です。動物の思いを汲み取り、心を通わせて愛情を感じられることが大切です。また飼い主がどういった仕上がりを求めているのかしっかりとヒアリングするスキルがなければ、飼い主に満足してもらえません。ペットや飼い主に満足してもらえる技術を提供するだけでなく、プロのトリマーとして新しいトレンドを提案することも大切なコミュニケーションのポイントとなるのです。

トリマーはいろいろな動物を相手にする仕事ですが、なかには飼い主以外の人間にはなつかない動物もいます。そんな状況でも最後までやり遂げるという強い「忍耐力」、そして中型犬や大型犬を扱うことがあるだけでなく、一日に何頭もシャンプーやトリミングを行うことになるため、「体力」も必要不可欠となります。大切なペットを傷つけないように慎重に作業する場面があることから、「手先の器用さ」や「集中力」も求められます。

動物に信頼してもらうために必要なこととして、「動物に関する知識」も大きな手助けとなります。知識があるかどうかは資格取得の有無で確認することができますが、資格を持っていなくても働きながら通信教育などで取得することも可能です。

また、求職者に競技大会の受賞歴などがあれば、店舗のメリットとしてアピールすることができます。受賞できるほどの高い技術力があるトリマーが在籍している店舗であれば、ペットを安心して預けてくれる飼い主が増え、人気サロンとして多くの人に利用してもらえるようになるでしょう。

トリマーの仕事・業務内容

トリマーの具体的な仕事内容は「グルーミング」と「トリミング」があげられます。

「グルーミング」とはトリミング前に必要なシャンプーやドライヤー、ブラッシング、爪切り、耳掃除などの作業を行うことです。グルーミングではペットの身体をくまなくチェックすることになるため、予防医療の役割も担っています。普段なかなかチェックできないような耳や口腔内などをケアすることで、大きな疾患に発展することを未然に防ぐことができます。またメディカルトリマーの資格を取得すれば、獣医師による指導のもとで動物病院専用の薬用シャンプーを取り扱うスキルを身に着けることができます。メディカルトリマーの資格があれば皮膚の状態に応じた動物のケアができる点で、他のペットサロンとの差別化を図ることができます。

「トリミング」は動物の被毛を整える作業となるため、トリマーの持つ技術力によって仕上がりに差が出てきます。飼い主の要望として「とにかく短くさっぱりして欲しい」というものから、「雑誌のモデルに応募するために綺麗にして欲しい」といったものまで多岐に渡りますが、飼い主の要望に応えながらも、ペットの体格や被毛の質に応じた提案をしていくことも、トリマーの腕の見せ所です。

トリマーの資格には、日本ペット技能検定協会の「トリマー検定」や青山ケンネルカレッジが認定する「AKC認定トリマー資格」、一般社団法人ジャパンケネルクラブが認定する「JKC公認トリマー」、厚生労働省が認可する社団法人日本愛犬技術者指導協会の「JDA公認トリマー資格」などがあげられます。

トリマーの資格に関連したものとして、ジアスペットアロマセラピスト協会の「JPC認定ペットアロマセラピーセラピスト」や日本アロマコーディネーター協会による「ペットアロマ検定」、NPO法人日本ペットアロマテラピー協会の「JPAA認定ペットアロマアドバイザー」などがあります。ペットにアロマセラピーによるケアをすることによって、リラクゼーション効果があるだけでなく、健康を維持することに役立ちます。

トリマーの資格には国家資格はなく、民間資格を選択して取得する流れになります。なかには通学しないと取得できない資格もあるため、トリマー志望者がどのようなビジョンを持って仕事をしていきたいのかを明確にする必要があるといえるでしょう。