ワークライフバランス派遣 2017/11/06

ワークライフバランスのいい働き方、“派遣雇用”人気の秘密 Reporter : 斎藤

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なぜ、いまワークライフバランスなのか

こんにちは。ティッシュ箱の位置が数センチずれていると気になって夜も眠れなくなる斎藤です。

ワークライフバランス。

TVや雑誌などで最近よく耳にするワードです。みなさんどういう意味かご存知ですか?
ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」を指します。

仕事をする人たちの中には、業務に追われ心身ともに疲労し健康を損ないかねない人や、思うように職に就けず経済的に自立ができないといった問題を抱えている人達もいます。
そんな世の中だからこそ、生活と仕事とのバランスを大切にする働き方が求められています。
最近では、ワークライフバランスを整えるために、正社員よりも派遣社員として働くことを選択する人も増えているという話も聞きます。
幸せの感じ方、捉え方は人それぞれ。求人を行う側としてもワークライフバランスのいい働き方とはどのようなものかを探っていきましょう。

ワークライフバランスを整えるために必要なこととは

実際に派遣社員として働く人に話を聞くと、「勤務時間や勤務地などの条件を選びたいから」という意見が最も多いです。
また「派遣という立場が働きやすいから」や「条件に合う仕事を探していたら、たまたま派遣だった」、「Wワークとして働きたいから」という声も散見します。
「正社員になりたくてもなれず、仕方なく……」という人はじつは少数派で、自分に合った働き方を模索した結果、自ら選んで派遣社員になるというパターンが多いようです。

わたしも十数年前に派遣社員として働いていた時期がありましたが、その頃はまだ派遣という働き方に対して、世間的に「ボーナスがない」「契約期限がある」といったネガティブな印象が強い時代でした。
しかし、いま思い返してみると、勤務地や時間など希望にあわせて仕事が選べたり、色々な職場を経験することができたり、派遣社員は魅力的な選択肢のひとつだと感じます。

また、子育てや家事と仕事を両立したい主婦層や、資格を取りたい人たちにとっても派遣雇用は魅力的に映るようです。先日結婚した知り合いの30代女性も、派遣という働き方を選びました。
彼女はこう言います。

「仕事は適度に切り上げてしっかりと家事をしたいので、残業が多く発生する仕事はしたくありませんでした。そこで毎日17時に仕事が終わる派遣を選びました。派遣であれば今まで培ってきたスキルや経験を選べるので、パートよりも今の自分に適していると思っています」

自らの生き方を考え、自らの意志で派遣社員を選ぶ人たちの中には、状況判断ができる人材が多いのかもしれません。
経営陣、マネージメント層、人事に求められるのは、限られたコストの中で、適材適所に人員を配置していくこと。今一度、会社にとってどんな人材が必要か、どんな条件で雇いたいのか、考えてみましょう。
たとえば、毎日9時〜18時まで働ける平均的なスキルを持つ経理よりも、12時〜17時でしか働けないけど高いスキルを持つ経理を採用したほうが会社にとって有益なケースもあるでしょう。
正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員……。どの雇用形態がいい、悪いという話ではなく、あなたの会社で最大限の力を発揮できる働き方や人材を、しっかりと考慮したうえで求人出稿を考えましょう。

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